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『アウトドアを楽しむ人たちの住いのニーズ』 By中西 2025.04.08
本日はLIXILビジネス情報から抜粋して「生活者2万人の調査でわかったアウトドアを楽しむ人たちの住いのニーズ」をお送りいたします。
「日常」の中にアウトドアがある暮らし

変化の激しい現代社会において、「柔軟性」や「しなやかな強さ」が求められています。
そんな時代を生き抜く力を育むためにおすすめしたいのは、「日常」のなかにアウトドアがある暮らし。
自然とともに暮らすためにアウトドア要素を「そと」と「うち」の両方に取り入れた暮らしをご提案します。
「アウトドアを楽しむ」と回答した戸建居住者1920人(20代~70代)の声から見えてきた「アウトドア派」ならではの住まいのニーズから、住宅づくりのポイントとなる「設備」と「空間」をご紹介します。
男女で差があるアウトドア志向
調査によると女性より男性の方がアウトドアを楽しむ人の割合が多いようです。
女性の約10人に1人、男性の約5人に1人がアウトドアを楽しむ暮らしをしています。
アウトドアを楽しむ人たちは、アウトドア用品などを置く場所も必要になります。
どのようなプランにするとアウトドアライフを思う存分に楽しめる「住まい」になるのでしょうか。
「アウトドア派」のニーズから生まれた「住まい」を見ていきましょう。
アウトドアを楽しむ人がほしい「設備」とは?



アウトドアガーデンを楽しみたい
アウトドア派は、住まいでもアウトドア感覚を楽しみたいようです。
庭でくつろいだり、アクティブに過ごしたり、庭のしつらえにこだわった住まいづくりがポイントとなりそうです。
アウトドアを楽しむ人がほしい「空間」とは?


豊富な大容量収納、DIYスペース、シアタースペース+α空間が欲しい!
アウトドア派は、平均と比べると、収納へのニーズがとても高いです。
「大容量の収納を住まいのいろいろなところに配置したい」というニーズもありそうです。
こだわりの暮らしを楽しむためのスペースを取り入れたプランニングが大切なポイントになります。
ニーズから生まれたアイディア
ご提案する「住まい」には、アウトドア派にうれしいアイディアが満載。
光と風、そして自然を感じられる空間と設備の工夫をご紹介します。
キッチンスペース

お気に入りのギア(道具)を飾りながら、みんなで料理を楽しめるフルオープンのキッチン。
広いカウンターなら調理もしやすく、ワークスペースにも使えます。
ゆったりとしたパントリーはセカンド冷蔵庫が置けるなどBBQの準備に最適!
ローリングストック対応で非常時も安心。
キッチンに散らかった印象を与えない優れもの。
アウトドアスペース

タイルデッキ・ウッドデッキ・ガーデンエリアで構成された開放的なアウトドアスペース。
とれたて野菜を使ったBBQも楽しめます。
いかがでしたか。
アウトドア派だけでなく誰もが望む暮らしのような気がします。
キッチンスペースで提案されているフルオープンキッチンですが・・・
多くの方が憧れると思いますが、実際にはどうでしょう?
キッチンスペースは特に散らかってしまうのが常だと思います。
洗い物がシンクの中に残っていたり、生ごみ三角コーナーがあったり、フキンやまな板などをかわかしていたりと心がけてきれいに暮らしている方でも中々写真のように生活感のないキッチンにはならないが現実だと思います。
私の25年のコーディネーター人生の中でもオープンキッチンにした方は過去2軒だけです。
やはり、キッチンの手元は少し隠れている方が良いように思いますがいかがでしょう。
写真のような冷蔵庫も収納出来いるパントリーがあるといいですね。
一気に生活感がなくなります。
私もほしいですが・・・
限りあるスペースの中でプランニングする時
リビングダイニング、寝室、子供部屋などの絶対に必要なスペースを確保したときに収納などの必要だけれど多く取れば取るほど、特に一階のリビングダイニングにしわ寄せがきてしまします。
限られたスペースに限られた予算ですからどこを削ってどこを広くするのか?が家づくりのポイントだと思います。
アウトドアスペースは庭が少しでも作れるのならば私もお薦めです。

我が家のリビング前は奥行は1m80cm 幅は4m50cmの6畳にも満たない空間です。

目の前は歩道がある車通りの激しい道路なので、2m程のフェンスを立てて視界を遮っています。
休みの日に庭でお茶を飲んだり、BBQはしませんが、カーテンを開けるとリビングが広くなったように感じます。
フェンスがあることで、一目も気にならず、光と空を感じられ、私のお気に入りの空間です。