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『建築建材展に行って来ましたが・・・』 By中西 2025.03.18

建築建材展は日本経済新聞社主催の建築設計事務所や住宅メーカー、工務店、リフォーム業などを対象に、建材、設備機器、ソフトウエア、工法、関連サービスを紹介する国内有数の東京ビックサイトで行われる建築総合展で今年の来場者数は6万5千人だったそうです。
2020年のコロナ禍の影響で中止になり、それ以来私達も足が遠のいていましたが、久しぶりに宮崎と行って来ました。
まずは、展示品の紹介から

モザイクタイルの洗面ボール

電気のスイッチ

トイレを表すプレート

ブラックのパイプ室内物干し

使う時は前に出し、使わない時は壁際に寄せておける移動式室内物干し

洗濯機を撮ったのではありません。洗濯機の振動を抑える台座です

おしゃれなミニキッチン

KOHLER(コーラー) アンダーカウンター洗面化粧台

見せる給排水管の手洗い器

ラップサイディングと言えば東レ建材㈱

窯業系サイディングとは言われなければわからない木を感じるサイディング

夏場も熱くなりにくい硬質発砲ウレタン樹脂のウッドデッキ材

カラーも豊富にそろっています
以上、今回の建材展で立ち寄ったブースの写真でした。
これからの時代は地震に備え、快適でありながらエコに暮らすことが求められていますが、耐震や制震システム、構造に絡む部材、換気システム、省エネ関連製品などを出店しているブースが殆ど見受けられませんでした。
現在のものより優れているも、新に開発されたものなどがあったら是非見たいと思っていたのですが残念です。
建築建材展の後援は経済産業省、国土交通省、環境省、(一社)日本建築学会などで、今年度から160万円の補助金が受け取れるGX志向型住宅は経済産業省と国土交通省の連携事業で、特徴は、高い断熱性能を有し、省エネ設備や創エネ設備を備えていることです。
ZEH住宅は経済産業省と環境省が管轄しています。
以前ブログでも書きましたが、建築基準法が大幅に変わり、耐震上も構造計算が必要になり、省エネ対策では、ZEH基準をこえるGX志向型住宅ができました。
国は耐震だ!省エネだ!と言っていますが現状は
主催者側が出店してほしい会社が出てくれない=(イコール)出店側は出店してもクライアントが見つからず、利益に結び付かない。
又は新築ではなく、リフォーム需要がメインになっている。
今回の建築建材展を見てそんなふうに感じました。
土地を含めた戸建て住宅の高騰している上に金利も上昇していますので、建てる側、買う側は目に見えない部分耐震、省エネまでお金が出せない
なのかも?と推測します。
この業界にいると景気が良くなり、賃金がUPすると感じないのですが、AIによる概要では2025年の日本経済は緩やかな成長基調を維持し、実質GDP成長率は前年比でプラス成長が予想されているそうなので来年の建築建材展に期待しましょう。