他人事ではない話(by堀)

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地震などの大きな災害により、住宅に被害が発生すると、必ずと言っていいほど出てくるのが災害に便乗した悪質商法。住宅の被害状況を調査するとうたい、調査後に本来は必要のないような補修工事等を進めてくる、契約を迫るというもの。消費者庁などからもこのような注意喚起のチラシが出されていますが、全く無くなるということは無いようです。

災害に遭っていなければ、そのような事例も起こらない・・・とはなかなかなりません。

少し前のことですが、平日の昼間、自宅に訪問者があったそう。応対した父によると、

「近所で建築工事をしているものですが、お宅の屋根のテレビアンテナが傾いているようです。屋根も傷んでいるようなので、よろしければ点検・診断いたしますよ」・・・というようなことを言ってきたようです。

確かに当時近隣に工事中の建物はありましたが・・・訪問販売のような体裁、さらに社名も言わない・名刺も出さないとあって、早々にうさん臭さを感じた父は「知り合いに頼むんで」などとあまり相手にせず、さっさと帰してしまったそうです。

「あんな怪しいのは家に上げたらいかん」と父。結局何事も無かったといえば無かったのですが、うちに来られたというだけで気分はあまり良くないものです。近所で建築工事をしているから・損傷個所が見えたからと言って・・・何の関係もない近隣の家にいきなり営業、などということはまず無いです。ちゃんとした会社ならなおさら。

人の不安に付け込むのは常套手段であり、なかなか無くなるものではありません。社会問題として知られている今でも、未だ被害に遭われる方がいます。つくづく、他人事ではないですよね。

怪しい訪問営業への自衛としてはまず「知らない人をいきなり家に上げない・中を見せない」、これが大事だと思います。

皆様、大丈夫だとは思いますが、くれぐれもお気を付けください。

我孫子市湖北台のアーリーアメリカンスタイルの家

今日も、ブログを見てくださってありがとうございました。

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