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玄関回りのポーチ(by堀)
春らしい陽気を感じることが多くなってきました。ですが、周囲の桜はまだまだ写真をお見せできるほどには咲いていません。珍しく、遅い開花となっているようですね。
自然の多い、弊社事務所の周辺。暖かくなるにつれていろいろな花がご近所でも見られるようになってきましたが、一方で雑草や虫もちらほら。間もなくツバメもあちこちで見かけるようになるでしょう。ほぼ毎年繰り返されている、事務所の外観をキレイに保つため気を遣う日々が始まります(主にツバメの巣・クモの巣対策)。
弊社事務所には、玄関前に奥行き1.0mほどの屋根付きポーチを設けていますが、弊社で新築するほかの住宅でも、このタイプのポーチを採用することがあります。
玄関から道路側・駐車スペース側などへ、敷地の空きに余裕がある場合に設けたりします。
ポーチ先端部分に柱を立て、上部全面の屋根を支える構造としており、道路からの見た目のデザインも良いほか、日差しやちょっとした雨ならほぼシャットアウトしてくれる空間です。鉢植えやガーデニング用品を置いたり、室内ではやりにくい作業をしたりと、バルコニーやベランダに近い半屋外の部分として役に立っています。
一方で風はほぼ通り抜けていくので、日差しの暑さを遮りつつ、風通しは遮られることはありませんが、強風+雨となると、1m以上ある庇もあまり役に立たず奥まで雨が吹き込むことになります。
前述のようにキレイに保つためには掃除は欠かせないほか、天井付近にツバメやクモの巣が作られないよう気を遣うべきところも(弊社はお客様もいらっしゃるのでなおさら)。
ある程度長さ・奥行きのあるポーチを作るには、玄関回りに相応の空地が必要となります。敷地利用や建物形状の関係から、なかなか、全ての住宅に!とはいかないのが難しいところです。
また建物と同様に躯体で造るか、既製品のオーニングやシェードを設置するにしても、外壁との納まりに十分気を使わないと雨漏りの原因になってしまうこともあります。
敷地の形状や道路との位置関係などでなかなかすべての住宅にこのようなポーチを、とはいかないものですが、バルコニー・ベランダのない住宅も多くなっている昨今、半屋外の部分として設けるメリットも多いのではないか、と思います。
今日も、ブログを見てくださってありがとうございました。