『老後について考える』By中西 2024.04.12

過去のブログはこちら
過去の現場日誌はこちら

こちらのリースはこのような高さ15cm位の束を作ったものを細い針金で巻き付けるだけなので簡単に作れます。

材料はダイソーとセリアのアーティシャルフラワーです。

花が少なくてもリースがあると春っぽく華やかになります。

『老後について考える』

92歳になる母の面倒を見だして、10年位になるでしょうか。

この生活が始まったのは父が認知症になったことがきっかけで、その父も他界し、先日7回忌を終えたばかりです。

初めの頃は、買い物もスーパーマーケットのカートを歩行器代わりにして寄りかかりながら出来ましたが途中から車いすになり、今では家から出ることもためらうようになりました。

難聴も進み大声で怒鳴るようにしゃべるので人が聞いたら母をいじめているように思うことでしょう。

食事は、何種類かのおかずを大きなタッパーに入れて持って行き、自分で取り分けてもらっていましたが、最近はおかずやごはんを全て小分けにして付箋を貼って中身が解るようにし、電子レンジで温めて食べてもらっています。

何年か前に右腕を骨折し骨が付かないままの状態で、ペットボトルの蓋や牛乳パック、ヨーグルトも開けられません。

もちろん箸も使えないので、スプーンとホークで食べています。

足もほぼ動かないので、歩行器でトイレに行くのが精いっぱいの状態です。

お医者さん曰く、直る見込みはなくどうすることも出来ないそうです。

そんな不自由な生活でも自分の家が良いそうで、施設に入ることは絶対に嫌だと言い、一人暮らしを貫いています。

年々、衰えていく母を見ていて身につまされる思いです。

私にも息子が2人いますが、老後の生活は面倒を見てもらいたくないと思っています。

食事の用意や掃除洗濯などの日々の生活は介護サービスなどを利用することが出来るでしょう。

しかし、季節ごとの洋服や布団の入れ替え、

銀行でお金を下したり、もっと些細なことでは、電池を替えるなど来てくれるサービスがあるのでしょうか。

やはり、最低限は息子たちに頼らなくてはならないのでしょうか。

今の生活があるから、終活を漠然ではなく切実に考えられるようになりましたので、大変ではありますが、母には感謝です。

過去のブログはこちら
過去の現場日誌はこちら

\ お気軽にお問い合わせください /

柏・我孫子の注文住宅のエムアンドエーに電話でお問い合わせ
柏・我孫子の注文住宅のエムアンドエーにメールでお問い合わせ

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次