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『私が見たフランス』 By中西 2025.10.07
8日間のフランス旅行の始まりは、セーヌ川の中州のシテ島にあるステンドグラスが美しいサントシャペルから出発しました。

エッフェル塔から凱旋門に行き、シャンゼリゼ通りを抜けコンコルド広場へ
シャンゼリゼと聞けば“お~シャンゼリゼ”と口づさんでしまうほど、私が子供の頃に流行った歌です。
シャンゼリゼ通りには世界各国のブランド品のショップやカフェ、レストランが軒を連ねていますが、ここに行くのは観光客が殆どで、フランス在住の人たちはあまり行かないそうです。
通り沿いにあるルイヴィトンが高級ホテルを建設中で、工事現場の仮囲いはヴィトンの巨大トランクになっていました。
写真がないのが残念ですが、見たい方はネット検索してみてください。
コンコルド広場と言えば・・・
ここが、フランス革命時代にマリーアントワネットやルイ16世がギロチン台で処刑され、多くの民衆が見物しに訪れた場所なんですね。
当日の昼はパリで現存する最も古いカフェレストラン“ル・プロコープ”でランチをしました。

カフェといっても日本にあるお店とは全く違って由緒ある高級感ただようお店でした。
お店には、ダウンタウンの松本人志さんがお食事に来ていました。
2日目はロワール渓谷に建つシュノンソー城へ行き
3日目はモンサンミッシェルに行きました。
朝、ホテルから見えたモンサンミッシェルはまるで天空の城のように霧に包まれ浮かび上がり幻想的でした。

昼には逆さ富士ならぬ逆さモンサンミッシェルも見ることが出来ました。

モンサンミッシェルの名物といえば、一般的なオムレツと違ってスフレ状に仕上げた小さな気泡がいっぱいのシュワッとするオムレツ。
東京都丸の内で食べた時も思ったけどそれほどおいしいとは思いませんでした。
4日目はいざ!ベルサイユ宮殿へ


これほどまで広大で豪華絢爛なお城があるでしょうか。
写真や画像で幾度も見ていますが、実物は数十倍もすばらしかったです。
ベルサイユ宮殿の夏場は花が咲き乱れ庭園も綺麗ですので、行くなら夏場がお薦めです。
この宮殿を建てたルイ14世は自身のここでの生活を全て公開していたとのこと。
このように寝室まで一般市民が見ることが出来たそうです。
手前に手摺があるのがわかりますか?
この手摺の内側から見ることが出来たそうですよ。

そして、歴代の王妃がこの場所で王位継承者となる子を出産する様子まで公開していたとは・・・
マリーアントワネットはその生活から安らぎと余暇を求め、離宮プチトリアノンで子供たちと田園生活を送ったそうで、最も愛した場所だと言われています。
ベルサイユ宮殿とはかけ離れた位質素な暮らしだったように感じます。
マリーアントワネットは豪華で贅沢な暮らしをしていたことで有名ですが、本当にその暮らしを望んでいたのでしょうか。
プチトリアノンを見るともしかしたら違うのではないか?と疑問に思います。



私達がこのツアーを選んだ理由はここプチトリアノンに行きたかったからです。
たまたま、私達がベルサイユに滞在したのは土曜日で、夏場の土曜日の夜は、ベルサイユ宮殿をライトアップし花火大会を行っているそうです。

残念ながらチケットは売り切れてしまい庭園で見ることは出来なかったのですが、ライトアップされたベルサイユ宮殿越しに見える花火とのコラボレーションが素晴らしかったです。
フランス旅行で「何が一番良かったですか?」と聞かれたらライトアップされたベルサイユ宮殿と答えます。
ベルサイユ宮殿に行かれる際は是非、お見逃しなく!
特別なチケットを購入すればベルサイユ宮殿の中から花火を鑑賞することも出来るらしいですよ。
ちなみに、私達はルルイベルサイユシャトーMギャラリーというホテルに宿泊しましたが、高級感があり、すてきでした。
5日目はパリに戻りセーヌ川クルーズ
セーヌ川はクルーズ船がいっぱいでした。
6日目は夕方まで唯一の自由行動の日でした。
添乗員さんからはパリに来てルーブル美術館行かないんですか?と何度も言われましたが
私達の当日の観光はオペラ座のみ、後は食事と買い物を楽しみました。
オペラ座はナポレオン3世時代の第二帝政を代表する壮麗な建築物でネオ・バロック様式の傑作とされています。


横の桟敷席は全て個室になっていました。
オペラ座の地下は貯水湖になっているって知ってましたか?
オペラ座の怪人は、この貯水湖からインスピレーションを得て執筆されたとか。
地下は今でも鍾乳洞のように絶えずあちこちから水が湧き出ているそうです。
こちら途中で立ち寄ったカフェです。
こんなカフェが普通にあるなんてやっぱりフランスって素敵です!

フランスは日照時間が短いため、晴れた日には公園やカフェのテラスなどで過ごすことが一般的だそうで、テラス席が満席でなければ、室内はこのように空いているようです。
夜は貸し切り2階建てバスで華の都パリの市内観光。
こちらはムーランルージュ。この近辺は特に治安が悪いそうですが、貸し切りバスからの見学なので心配なしです。

1時間に一度エッフェル塔がシャンパンフラッシュをしていて綺麗でした。
こちらは、ルーブル美術館です。

私が仕事柄とっても気になったのが、貸し切りバスから見えるアパートの部屋の中。
どこの家もスッキリ片付いていて白を基調とした部屋が多かったように思いました。
天井と壁の境にある廻り縁が素敵、やはり真ん中にはシャンデリアがありました。
後、お城を始め、ホテルやレストランなどの階段手摺はアイアンが殆どでした。

