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本物の高気密・高断熱へのこだわり
きれいな空気と快適温度で暮らす
はじめに:晩秋に竣工した“柏市北柏の家”のお施主様の声より抜粋~
- お引き渡しを終えて新しい暮らしが始まっていますが、暮らしに変化はありますか?
またお気に入りの点などもあれば、お願いします。 -
引き渡しから2か月余りですが、エアコン1台で家中、トイレや洗面所も暖かくてとにかく快適です。
勿論、窓枠の結露もありません。建て替え前の家の寒さを思うと、家によって環境がこんなにも変わるものかと驚いています。
また、これは全く考えていなかったのですが、アレルギー鼻炎で毎日欠かさず薬を服用していたところ、新居に移ってからは薬が不要になりました。鼻の調子が良いのです。
空気清浄機による計画換気で家の中の空気が良いからではないかと思っています。
C値0.3以下の高気密のため、二酸化炭素濃度が気になっていましたが、CO2モニターで測定すると450~850ppm程で全く問題ありません。
こだわり①: 家庭用エアコン一台+空気清浄システムで快適空間
千葉県我孫子市のエムアンドエー設計工房がつくる快適空調は、1畳ほどのエアコンルームから始まります。
エアコンルームに高性能な空気清浄機を通した外気を取り入れます。
夏と冬は6畳用(2.2KW)のエアコンでその部屋を冷暖房します。
クリーン+快適温度になった空気を1F.2Fの各部屋と床下に送風機で送ります。
空気清浄機でキレイにした空気が家中に流れ、家中どこにいてもほぼ均一な温度で快適に暮らせます。
外気を高性能な空気清浄機を通して家に取り込む
エムアンドエー設計工房では、外気を高性能な空気清浄機を通して一ヵ所で給気し、花粉やPM2.5などを取り除いたきれいな空気をダクトを通して各部屋に配りますので、玄関や窓などを開けなければ常にきれいな空気の中で生活出来ます。
エアコンを付けない季節でも常に換気は行っていますので、1年を通して快適です。
千葉県我孫子市にある事務所は体感ハウスとなっておりますので、「本当の高気密・高断熱・快適空調の家」を体感しにいらしてください。
※お電話・メールでご予約いただくとスムーズです。
こだわり②:換気システムとは
1970年以降、新建材と呼ばれる多くの建材から放出される化学物質(VOC)や換気不足から起こる頭痛やめまい、アレルギー症候群をシックハウス症候群といい健康障害を訴える人が急増しました。
そこで、建築基準法の改正でシックハウス対策のために換気装置が義務化され、リビングや寝室・個室など、生活の中で多くの時間を過ごす空間は2時間に一度空気が入れ替わるように建築基準法で定められました。(0.5回/h)
家の中で発生した結露やカビ、臭いやホコリ、細菌、化学物質などを取り除いてくれます。
換気は健康に直結する大切なものです。
気密性能の良い家では隙間による影響が少ないため、計画的に換気が出来るメリットがあります。
エムアンドエー設計工房が採用しているダクト式第3種換気
[ダクト式]第3種換気
実は、高気密住宅に適した換気方法です。
高気密住宅外よりも家の中が負圧になるので第1種換気のように機械で外気を取り込まなくてもただ壁に穴を開けるだけで自然と外気が入ってきます。
その入り込んだ外気をトイレや洗面所などのダーティーゾーンでダクトを通して機械で排気します。
上記画像のように給気は自然にまかせ排気のみ機械で行うのがダクト式第3種換気です。
一般的なダクト式第3種換気は各部屋に給気を設けていますが、エムアンドエー設計工房では空気清浄機を間に挟み一か所で吸気しています。
換気は高気密でなくてはうまく働きません。
例えばコップに入った水をストローで吸ったとき、そのストローにいくつも穴が開いていたら水をうまく飲むことが出来ません。
住宅も隙間があれば、空気は排気口へと流れて行かないのです。
高気密だからこそ、エムアンドエー設計工房の住宅は空気が家中に流れエアコン1台で家中ほぼ同じ温度で快適に暮らせるのです。
気になる第三種換気の掃除について
気になる第3種換気の掃除について
各所についている排気口について
100均など、3枚100円で販売されている換気口フィルターを貼り付け、汚れが気になった時に張り替えるだけですので、面倒な掃除などはありません。
機械本体について
単純な構造になっており、プロペラが廻り汚れた空気を外へ排出するだけのものですが、10年に1度位はメーカーによるメンテナンス(クリーニングと点検)をお薦めします。
エムアンドエー設計工房で採用しているダクト式第1種換気
上記の画像のように外気を機械で給気し、汚れた室内の空気を機械で排気する方法です。
家の中が外より負圧にならない気密の悪い住宅でも、機械で外気を引っ張り込むことで強制的に換気出来ます。
一方、気密に自信があるエムアンドエー設計工房では第3種換気を採用していましたが、熱交換装置を組み込むことで暖冷房期に換気によってロスするエネルギーを回収し又、湿度のコントロールも出来るダクト式第1種換気も採用しています。
気を付けなくてはならない点として、日々の清掃がダクト式第3種換気よりも大変で、怠ると熱交換素子にカビやホコリが付着して真っ黒に汚れ、家中に拡散される場合もありますが、清掃や定期的なメンテナンスを行えば理想的な換気方法です。
ここでも登場、数字のマジック
各部屋に給気と排気の同時給排が出来る換気扇を取り付る「ダクトレス第1種換気」や、各部屋に給気の穴を開けてキッチンやお風呂の換気扇に付属する、”常時換気”という機能を使い排気する「ダクトレス第3種換気」など、本当に空気がきれいになっているのか疑問ですが…
「数字上2時間に1回換気できる」と示せれば、建築基準法上換気をしている良好な家とされます。
残念ながら、数字のマジックで法律は通ってしまいます。
こだわり③:外張り断熱
住宅における断熱の工法は 外張り断熱と充填断熱の2種類に分かれます。
それぞれの工法の違い
外張り断熱工法とは
【壁】
柱や壁の外側から断熱するため切れ目無く家を包み込む工法です。
充填断熱と比べ、結露が発生する露点が躯体の外側にあるため建物内部に結露が発生しにくいです。
【屋根】
屋根面で断熱するため小屋裏収納や天井面の温度差が少ないです。
【基礎】
基礎を断熱するので、冬場床下からの寒さを抑える効果があります。
地熱利用も可能に。
【デメリット】
断熱材が高価です。
充填断熱工法とは
【壁】
柱と柱の間、構造部材間の空間に断熱材を詰め込み断熱する工法です。
高性能のものから性能が良くないものまで種類があり、厚みや密度により性能が大きく変わります。
【屋根】
天井面で断熱するため夏場は小屋裏が特に暑くなり小屋裏収納が高温になります。
【基礎】
床下面で断熱しますが、基礎換気をするため、冬は床下に冷たい空気が流れ冷え底冷えします。
【デメリット】
間違えた入れ方をすると壁体内結露を起こします。
一般的な戸建ての場合、夏場の小屋裏収納の温度は時に40℃を優に超え、暑くて5分と中には居られず、高温にさらされて困る品物は置いておけません。
この場合、ロフトを寝る場所として使うことが難しいですが、エムアンドエー設計工房の家なら小屋裏も快適なスペースとして使うことができます。
さらに、基礎断熱により床下も室内に近い温度になり、冬場の床面の冷え冷えとした寒さも殆どなく、夏場には一定温度の地中熱効果により少し‘ひんやりした’涼しげな効果も得られます。
もちろん!冬場の嫌な「結露」もありません
結露は窓だけでなく、壁の中にも起こることをご存知ですか?
窓は表面を拭けば一時的に処理できますが、壁の中ではそうはいきません。
断熱材と壁の間にすき間があったり、断熱材の入れ方によっても壁体内結露は起こります。壁の中の結露は断熱材を腐らせ、構造材(柱)までも腐食させてしまう恐ろしい現象です。
この怖い壁の中の結露(壁体内結露)が起こらないのも「外張り断熱」の特徴です。
他社の外張り断熱工法-施工例
エムアンドエー設計工房の使っている断熱材
普通の外断熱材との違いは見た目でもお分かりいただけるかと思います。
外張り断熱といっても断熱材の種類と施工方法はさまざまです。
高断熱住宅とは、どれだけ熱伝導率を悪くするかで決まります。
断熱材によって左右されると言っても過言ではない家の性能。
家が出来上がってしまえば見えなくなってしまう断熱材。
家が建ってから「そんなに性能の良い断熱材があったの?」とわかっても手遅れです。
エムアンドエー設計工房の使っている外張り断熱材(硬質ウレタンフォーム断熱材)は熱伝導率0.021W/(m/k)です。
太陽光の影響を受けやすい屋根面には、さらに内側に熱伝導率0.038 W/(m/k)の高性能グラスウールを充填し外と内のダブル断熱を施しています。
エムアンドエー設計工房の外張り断熱材はアキレス外張り断熱工法キューワンボードを採用しています。
上記写真の銀色の部分が外張り断熱材であり、黒い部分が気密テープです。
この外張り断熱材は遮熱性能に優れた赤外線高反射タイプのアルミ箔面材付きで、水蒸気や紫外線等から保護するほか、難燃性の向上という効果があります。
また、アルミ箔の高い赤外線反射率によって夏季の遮熱にも効果があり、より省エネルギーになります。
屋根は壁と同様の外張り断熱 + 充填断熱 旭ファイバーグラス高性能グラスウールアクリア=ダブル断熱で施工しています。
※エムアンドエー設計工房のZEH(ゼッチ)住宅では壁もダブル断熱仕様になります。
外張り断熱は書いて字のごとく躯体の外側からすっぽり覆ってしまう断熱工法なので、躯体の内部(壁内部)は結露しません。
こだわり④ :窓(サッシ)
実は壁の断熱よりも重要な、窓や玄関ドアの断熱
エムアンドエー設計工房では、樹脂サッシのパイオニア「エクセルシャノン」の樹脂枠遮熱高断熱ペアーガラスが標準仕様です。
※窓の熱貫流率1.4W/㎡.k(アルゴンガス入りLow-E複層ガラス)
※エムアンドエー設計工房のZEH(ゼッチ)住宅では、熱貫流率0.94W/㎡.k(縦すべり出し窓)の樹脂枠トリプルガラスを採用します。
夏季は約73%もの熱が窓を通して侵入し、冬季は約58%もの熱が窓を通じて逃げて行くと言われていますので、窓の選択はとても重要です。
【Q&A】開口部からの熱の出入りは、どの位あるのですか?/ 一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会
窓は断熱性能だけでなく、気密性能も大切です
まず気密性能が良い家では冷暖房の熱損失を大幅に低減出来ます。
更に、気密性能が高いと遮音性能にも優れることになり、屋外からの音の侵入を遮り、室内からの音漏れも防ぐことができるのです。
サッシも性能もメーカーや製法によりピンからキリまで。
サッシの違い | |
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アルミサッシ | 窓枠外側、内側共にアルミ。 樹脂や木製に比べ熱伝導率が非常に高いので結露しやすい。 |
アルミ樹脂複合サッシ | 窓枠外側はアルミ、内側は樹脂。 |
木製サッシ | 窓枠外側も内側共に木製。 熱伝導率が低いのが最大のメリット。 木製のためメンテナンスをこまめに行わなければならない。 |
樹脂サッシ | 外側、内側共に樹脂。 日本では北海道、海外では北欧などの特に寒い地域で使われている。 アルミの1/1000も熱が伝わりにくい(熱伝導)ので結露の発生も抑制。 |
ガラスの違い | |
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単板ガラス | ガラス1枚の昔ながらのサッシ。 |
ペアーガラス空気層 | 空気を2枚のガラスで包む(空気層12mmが一般的)。 |
遮熱高断熱ペアーガラス | 外側の遮熱効果が高いLow-Eという金属被膜のガラスと内側のフロートガラスの間に熱を伝えづらいアルゴンガスを封入した省エネ効果が高いサッシ。 |
トリプルガラス | 3枚のガラスの間にアルゴンガスやクリプトンガスを入れ、断熱性能が非常に高くより省エネ効果が高い最高級のサッシ。 |
性能の良い断熱材とサッシを使い、外から侵入する熱(暖気 寒気)を入れず、家の中で温めたり冷やしたりした熱を外に逃さないことで快適かつ省エネに暮らすことが出来ます。
こだわり⑤:樹脂胴縁と通気工法
同じ黒で分かりにくいのですが、縦の黒い部分が樹脂胴縁で横が外張り断熱の気密テープです。
一般的に外壁を留める通気胴縁は木材なのですが、エムアンドエー設計工房ではアルミ芯と発泡樹脂を一体成形した樹脂胴縁で施工しています。
木材は腐ってしまう場合もありますが、樹脂であればその心配はありません。
エムアンドエー設計工房はこの胴縁を使った外壁通気工法で施工しています。
外壁通気工法とは
住宅の外装材の内側で躯体との間に一定の隙間を設け、その上下端を開けておくことで、外気が流出入できる「通気層」を作る工法です。
主な理由に壁を貫通してきた“湿気”を上方に逃がす事で、外壁の壁体内対策になります。
雨漏り対策について言えば、雨水を外装材躯体を覆う防水紙の手前で排出してくれる点がこの工法のメリットでもあります。
残念ながらこの工法を知らず、胴縁は外壁を留めるためだけの材料と認識している現場を多く目にします。
エムアンドエー設計工房では、見えなくなってしまう部分や、後でメンテナンスができない部分も、特に注意し、間違いのない施工をしています。
外壁通気工法とセットで考えたいのが、棟換気
棟換気とは、暑い空気がたまり易い屋根の棟に設置し、小屋根の湿気や熱を効率良く排出するための棟換気部材です。
こだわり⑥:白アリ対策
全棟、人体に無害なホウ素系木材保存材を使用
エムアンドエー設計工房の家では、人体に無害なホウ素系木材保存材で防蟻処理を全ての住宅で行っています。
白アリは日本のどこにでも居り、環境が整えばどんなものでも食べてしまう昆虫なので100%の安全はありませんが、エムアンドエー設計工房の家は【外張り断熱 高気密高断熱】で施工されますので人体に有害な農業系防蟻剤は使わずに白アリ防腐シート+ホウ素系木材保存剤(高濃度ホウ酸塩水溶液)を採用しています。
腎臓の無い白アリを含む昆虫類はホウ酸塩を浄化できず死んでしまいますが、人間などの哺乳動物が万が一ホウ素を口にしても腎臓の浄化作用で短期間に排せつされ安心です。
哺乳類にとっての急性毒性は食塩と同等程度で乳幼児やペットのいるご家庭でも安心です。
価格は一般的な農薬系防蟻剤よりも少し高価ですが、農薬系の防蟻剤の予防効果が5年で無くなるのに対しエムアンドエー設計工房が採用しているホウ酸系防蟻剤は一度処理すれば半永久的に効果が持続します。
白アリ被害にあってもなかなか気が付かず、又気が付いたとしても修理費用も高額になります。
エムアンドエー設計工房ではこのような“目に見えなくなってしまう部分”も良いものを選定しています。
マスクも手袋もしないで、薬剤をかけているのは、人体に無害という証拠です。
高気密・高断熱 + 正しい換気空調設備で快適に!
エムアンドエー設計工房は千葉県、埼玉県、茨城県で注文住宅を中心に施工しているのですが、お客様からこのような質問をたまにいただきます。
高気密・高断熱住宅を知って色々調べたのですが、高気密住宅は湿気がこもってカビがはえると聞きました。
高気密・高断熱住宅では開放型の石油やガスストーブ、ファンヒーターは使ってはいけません。なぜなら燃焼させる際に大量の水蒸気を発生させた結果、湿気がこもってやがてカビが発生する原因となるからです。
夏場、大量の洗濯物を家中に干すのもお薦めできません。
湿度50%前後に保つように生活することで快適に暮らせます。
ほこりや花粉、黄砂やPM2.5も心配です。
エムアンドエー設計工房の住宅では高性能な空気清浄機を通し、クリーンになった空気を家に取り込んでいます。又、外から帰って来た人が持ち込んだ花粉や、家の中で発生したチリなどは計画換気により外へ排出する仕組みです。
これも気密性が高いから出来る技です。
躯体の内部が結露しませんか?
外張り断熱は書いて字のごとく躯体の外側からすっぽり覆ってしまう断熱工法なので、躯体の内部(壁体内)結露はしません
千葉県我孫子市にある体感ハウスでは高気密・高断熱の良さを名前の通り体感していただきながら、お客様にわかりやすくご説明いたしますので、ご興味がございましたら是非一度ご予約ください。