柏市北柏台の家 内装のモチーフはブルックリンスタイル

エムアンドエー設計工房は我孫子市を中心に千葉県埼玉県茨城県などで注文住宅を施工していますがこの度、千葉県柏市のお客様からご相談を頂き、こだわりの注文住宅を建築しました。

宮崎

数年前から地域の優良工務店を探し始め、その当時も資料請求を頂き、3年を経て家創りが具体化しご依頼を受けました。
高気密高断熱と許容応力度計算による耐震性能等級3を切望されましたので、弊社から‘長期優良住宅’の認定を提案し、取得しました。
また弊社仕様でのスタンダード住宅仕様ですが、北側面を付加断熱やトリプルガラスにするなど断熱性能をＵＰしました。

特徴

気密測定

中間での気密測定に立ち会って頂きました。

エムアンドエー設計工房では、出来る限り気密測定に立ち会って頂き‘気密’の重要さを体感頂いています。

結果は0.22c㎡/㎡！

お施主様もYouTubeなどで気密の大切さを勉強頂いていたので数値には満足されました。

また減圧中での窓開閉などを体験いただき、気密のすごさに驚かれていました。

竣工

ラップサイディングの外観　

平らで板状の外壁材を一枚ずつ重ね貼りし仕上げていくラップサイディングは重厚感と立体感があり、アメリカなどの海外では古くから一般的に使われ、日本でも湘南地方の海沿いのカフェなどで見かけます。

一般的なサイディングは板と板のつなぎ目にコーキングをして仕上げますが、ラップサイディングはコーキング材を使わない為、コーキングがやせて打ち直すなどのメンテナンスがないのが特徴です。

しかし、ラップサイディングは熟練の技が必要ですが、エムアンドエー設計工房ではいつも同じ熟知した職人さんに依頼していますので、仕上がりがとても綺麗です。

ブルックリンスタイル’にこだわった内装

内観は、成人されたお嬢様のご希望により、ブルックリンスタイルに決定しました。

ブルックリンスタイルとは、ニューヨークのブルックリンを発祥で、倉庫や工場をリノベーションした物件をモチーフにした建築スタイルでアンティーク調のレンガやタイル、古材などで作った無骨なデザインが特徴です。

カウンター上はアンティーク風ブリックレンガを貼り、カウンター下は古材の雰囲気がある壁紙で仕上げました。

そばで見ても壁紙とは思えない仕上がりで古材そのものようです。

椅子やテーブルなどあらゆる家具も新調されるそうで、よりブルックリンスタイルが際立つことでしょう。

ネイビーカラーの6パネル室内ドア

今回はアメリカの映画や雑誌でよく見かける6パネルの室内ドアを採用しています。

カラーはネイビーブルー、取手と丁番はブラックのアイアン仕上げ、ケーシング（枠材や巾木など）も日本のものより幅広で、デザイン性があります。

実はこちらのドアは輸入品ではなく国産ですので丁寧な仕上がりです。

体感ショールームでも使っていますのでご覧いただけます。

エムアンドエー設計工房では、建材も全てご希望のモノを選べます。

階段は壁でなくアイアン手摺に

腰壁ではなくアイアン手摺を施工しました。

アイアンの小柱は色々なデザインがありますので、どのように組み合わせたいのか？なども打ち合わせし決定します。

奥に見える左側のドアはエアコンルームの入口です。

この中に6畳用のエアコンと送風機が入っていて、快適温度になったクリーンな空気を各部屋に送りますので、どこにいてもほぼ均一な温度で暮せます。

気になる方はエムアンドエー設計工房の体感ショールームでご覧いただけます。

トイレも選べます

代表的なトイレメーカーはリクシル、TOTOです。

各メーカーとも何種類もシリーズを用意し価格もピンキリです。

長所、短所をご説明し実際にメーカーショールームを見て頂きお施主様のご希望に合ったものを決めて頂きます。

エムアンドエー設計工房の注文建築はこの中から選んで下さいということはなく、出来る限り実物をご覧いただきますので、打ち合わせも時間が掛かり大変ですが、本当の注文住宅です。

リクシル製シリーズ：ルミシスの洗面化粧台です。

お話を伺うといつも朝に洗面化粧台の争奪戦があるとのこと。ならば、並んで使えるようにW＝1200が入るように広めの洗面所を作りました。

隣にはリンナイ乾太くんも完備です。排湿管を付け、気密にも配慮した施工をしています。

冬場に寒さが辛い洗面所ですが、エムアンドエー設計工房の住宅では各部屋とほぼ同じ温度になりますので、ヒートショックなど軽減できます。

もちろん、暑い夏場も快適です。

最後に…

宮崎

今回のプロジェクトは打ち合わせをしながらの既存住宅の解体～新しい住宅の完成まで約10か月要しました。
プラン決定ではお施主様がどのように暮らしたいのか？
明確に考えていることを伺い、それ以外にも雑談の中から潜在意識を感じ取りプランに反映します。
プラン決定後の本設計では建材や住宅設備などのモノ決めだけでなく、細かい部分、例えば“ニッチカウンターには何を置きたいのか？幅や高さ、奥行きをどれくらいにしたら便利なのか？” “このコンセントはどんな家電を使う為なのか？いくつ必要か？ブレーカーが落ちないように専用回路を設けよう“など多岐に渡ります。
毎週の打ち合わせを行いながらのお引越しは大変お疲れになったと思いますが、私たちと同じ想いで新居を一緒に創り上げた事で家づくりを楽しんで頂けたのではないでしょうか。デザインはお嬢様が主となりお決めになりましたが、ご家族でここまで話し合ったことで絆が深まったことでしょう。
お住まいになって最初の冬を迎え、快適性だけでなく‘きれいな空気’も感じて頂けているとの事で嬉しい限りです。

柏市北柏台の家が建つまでの工程はこちら

フェラーリは今日も行く

フェラーリは今日も行く 千葉県我孫子市で最高グレードの高気密高断熱住宅を創造する設計事務所兼ビルダーのビルディングダイアリー（現場日誌）

エムアンドエー設計工房の建てる家の性能や仕様について

あわせて読みたい

高気密・高断熱・空気清浄で暖かく涼しい住まい 【気を付けて！それ、本当に高気密・高断熱ですか？】 最近どこの会社も「高気密・高断熱で冬暖かくで夏涼しい家」って謡っていますよね。 近年のSDGｓや省エネの考えか...

あわせて読みたい

本物の高気密・高断熱へのこだわり 【きれいな空気と快適温度で暮らす。】 はじめに：2023年晩秋に竣工した“柏市北柏の家”のお施主様の声より抜粋～ お引き渡しを終えて新しい暮らしが始まっていますが、...

あわせて読みたい

耐震と構造 【ツーバイフォー（2×4）工法と木造軸組工法（在来工法）の違い】 ツーバイフォー工法とは・・・ 木造枠組壁工法と呼ばれ、スタットと呼ばれる柱材２インチ×４インチの...