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省エネの知識 その3 by 宮崎
春らしい気候になってきました。
早ければ今秋には都内の標本木で開花が発表されるとの事ですが、はたして?
今回はBEI値とは一次エネルギー消費性能の事で、建築する建物の設計一次エネルギー消費量を地域や建物用途、室使用要件などにより定められる基準一次エネルギー消費量で除した値で下図のように1.0以下にならなければなりません。
そして基準一次エネルギー消費量とは「標準的な仕様を採用した場合のエネルギー消費量」をいい、設計一次エネルギー消費量とは「省エネ手法(省エネ建材や設備の採用)を考慮したエネルギー消費量」で、下図のように太陽光発電設備やコージェネレーション設備などによる削減量(自家使用分)をマイナスして求めます。
故にこの数値が省エネの度合いを測る数値となり、評価の対象になります。
住宅では義務基準として1.0以下で、誘導基準では0..8以下となっています。
弊社では外皮平均熱貫流率UA値の数値も大切ですが、このBEI値こそ省エネ住宅としてのランクを図る指標として計算後、お施主様にはお知らせしています。
では弊社の一般的な住宅でのBEI値とはそのくらいか?というと、太陽光発電設備が搭載されていなくても0.8を切り、また太陽光発電設備が搭載されている場合では、0.45前後、そしてZEH住宅になると0.4を切ります。
下図がBEI値の指標です。住宅欄では0.8以下はベルス評価で星5つと最高の評価となります。
弊社では省エネ性能評価の最高ランクをスタンダード仕様でも実現しています。